その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。
今回は5月第2週(5月5日~5月11日)の転職ニュース3本をご紹介します。
「今の会社をすぐ辞められますか」→「はい、もちろんです」では即落とされる…受かる人の"模範回答"
引用元:PRESIDENT WOMAN
「前職は円満退社でしたか」「今の会社をすぐ辞めることはできますか」……。転職面接で、答えにくい質問、無茶振りの質問をされた場合は、どう答えればいいのか。キャリアカウンセラーの中谷充宏さんは「こうした質問への回答は、会社や上司に責任転嫁したり、自分勝手ととられたりする回答にならないよう、気を付ける必要がある」という
https://president.jp/articles/-/81088
個人的にはこういうひねくれた質問は嫌いで、ストレートなコミュニケーションを行う会社の方が働きやすいと思うのですが、現実問題、こういう質問をしてくる人事担当者は一定数存在します。相手がそういう変化球を投げてくるならば、こちらもそれを打ち返す必要があるので、マイナスなイメージを与えないような答え方を用意しておくと良いですね。端的にYES、NOだけで答えるよりも「こういう事情がある」という部分を丁寧に説明する方がよさそうです(英語面接だとまた違うと思いますが)。
マッチングアプリ化する「AI 採用」。出会いの効率化は成長への一歩か
引用元:Laboro.AI
2023 年に転職希望者が初めて 国内1000 万人を超え、雇用市場は新卒・中途の違いに限らず、すべての人にとってよりオープンな場所へと変わりつつあります。
そして、企業側でスクリーニングや面接ボットなどのAI活用が進むだけでなく、LLM(大規模言語モデル)の登場によって求職者側でも文章を作成したり校正したりとAIの利用が進んでいる今、雇用マッチングにおける『AI vs AI』のせめぎ合いが注目されています。
https://laboro.ai/activity/column/laboro/ai-recruiting/
採用活動、求職活動におけるAIの活用状況に関するコラム。AI開発・コンサルティングのLaboro.AIの執行役員マーケティング部長 である和田崇氏が執筆しています。求職側からすると、求人情報と照らし合わせて履歴書をAIで最適化させるなど、AIの活用法が参考になります。また、AIの得意と、人の得意AIと人の得意分野が異なること、AIと人の採用担当者が協働し、理想的な雇用プロセスを共に作り上げていくべきであることなど、全体に示唆に富んだ内容だと感じました。ご一読をお勧めします。
「最後の転職にしたい」と思わなくてもいい。実は「失敗」も「成功」もない“転職”の考え方
引用元:All About
「これを最後の転職にしたい」と思ったことはないだろうか。特に転職回数が多くなり、転職活動の度、過去の会社の退職理由を根掘り葉掘り聞かれた経験のある人ならば、転職回数をこれ以上増やしたくないという思いを持つかもしれない。面接官としても、転職回数が多い人に対して、その人を採用して長く会社で働いてくれるかという懸念、ネガティブなイメージを持つ人もいるだろう。
https://allabout.co.jp/gm/gc/503542/
人材コンサルの小松俊明氏による転職の新しい考え方の紹介です。私も転職回数の多さを面接で何度も指摘されたことがあるため、「転職回数の多さに囚われすぎず、自分らしいキャリアを見つけていってほしい」というメッセージに心打たれました。人材不足のせいもあり、面接官の考え方も変わってきているとのこと。これからも転職活動をがんばろうと思いました。