2024年3月 今週の転職ニュース

今週の転職ニュース(2024年3月第5週)

その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。

今回は3月第5週(3月24日~3月30日)の転職ニュース3本をご紹介します。

転職活動は「内定出たらゴール」ではない!入社を承諾する前に確認すべきこととは

引用元:Yahoo!ニュース(大手小町)

転職は、実際には入社してみないと分からない部分もあります。でも、労働条件で気になる点を事前に確認したり、あなたの「転職の軸」と内定が出た企業が合っているかを確認したりすることで、入社前の希望と入社後の現実とのギャップは減らせます

https://news.yahoo.co.jp/articles/da0bd3159f4b2e8c987ff0d2ad8958d45f7587a1

転職活動ではついつい「内定をもらうこと」がゴールになってしまいがちですが、本記事では入社後に後悔することのないように、企業に確認すべきポイントを挙げてくれています。ネガティブだと思われてしまいそうなポイントについて企業に確認する際には、聞き方も重要だということです。転職の失敗を避けるためにぜひご一読くださいね。

50代の転職者数、6年で4倍に増加。ー『ミドルの転職』転職者分析ー

引用元:PRTIMES(エンジャパン)

2023年(1月~12月)の転職者数は、2018年比で208%と2倍以上に増加しており、ミドル世代においても流動化が進んでいます。特に50代は2018年比400%と、6年で4倍にまで増加しました。2023年に転職した方の年収変動においても、転職決定時年収が前職から上がった方の割合が、2022年比で8ポイント増加しました。50代でも4ポイントの増加となりました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000803.000000725.html

転職サイト「エンジャパン」のプレスリリース。50代の転職が増えているというデータです。人材不足による採用ターゲット年齢の引き上げ、経験者採用へのシフト、定年年齢や年金支給年齢の引き上げによる、求職者側の労働意欲の高まりなどが影響しているということです。心強いデータですが、「面接や受入れ体制など、ミドル人材の採用に慣れていない企業も少なくない」ということも。50代での転職を検討する際に参考になるデータだと思いますので、ぜひ全文をご確認ください。

未経験者向け求人は4年で3倍 ポータブルスキルで異業種・異職種に好機

引用元:NIKKEIリスキリング

業務経験やスキルが重視される経験者採用で、業界や職種が未経験でも応募できる求人が増えています。第二新卒など若手向けでは以前からありましたが、最近はミドルやシニア層であっても採用されるケースが見られます。なぜ未経験採用が増えているのか、どのようなスキルが重視されているのか? リクルートHR統括編集長の藤井薫さんに聞きました。

https://reskill.nikkei.com/article/DGXZQOLM271E90X20C24A3000000/

人材不足を背景に未経験採用がシニア層にもひろがっているというお話です。ただし、誰でも採用されるというわけではなく、他業界・他業種でも通用するようなポータブルスキル(業界や職種、会社の壁を越えて生かせる個人が持っている強み)が必要とのこと。「これまで培ってきた経験やスキルを新たな環境に取捨選択して活用したり、不足する経験やスキルを柔軟に学び直したりする力」が重視されるということで、プライドやこれまでの常識にとらわれず、柔軟な考え方を持つことが大切になってくるようです。ともすれば思考が硬直しがちな50代ですが、柔軟性を保つようにがんばりましょうです(私もがんばります)。

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