その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。
今回は5月第3週(5月12日~5月18日)の転職ニュース3本をご紹介します。
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「転職エージェントはやめとけ」と言われる理由は?使うべき人と賢い活用法を解説
引用元:おトクらし
転職エージェントは無料で求人紹介や面接対策をしてもらえる便利なサービスですが、一部で「やめとけ」「使わないほうがいい」と言われているのも事実です。実際に筆者も転職エージェントに登録した際、希望の職種ではなく現職と同じ職種ばかり紹介されて、モヤモヤした経験があります……。
今回は転職エージェントの仕組みから、やめとけと言われている理由、どんな人が使うべきなのかなどを紹介します。転職で後悔しないためにも、自分は転職エージェントを使うべきなのかしっかりと見極めて有効活用していきましょう。
https://otokurashi.jp/recruitment-consultant-yametoke/
転職エージェントについての解説記事。「転職エージェントを使わない方がいい人の特徴」や「転職エージェントの選び方」などについて、わかりやすく書かれています。「おすすめ転職エージェント」の一覧もありますが、過度に推すこともなく、客観的な記述でとても良いと思いました。ちなみに私はエージェントをあまり使わない方が良い派です(経験の浅い担当者にズレた職種ばかり紹介されることが多かったからです)。
転勤は「退職を考えるきっかけになる」と69%が回答
引用元:MONOist
求人サイト「エンゲージ」が「転勤」についてのアンケート調査結果を発表した。転勤は退職を考えるきっかけになると69%が回答し、転勤の辞令を受けた人のうち、31%が退職を経験していた。
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2405/16/news047.html
転勤と退職の関係性について。詳細は元記事をご確認いただきたいのですが、配偶者の転居の難しさや持ち家、子育てなどが転勤のネックになっているということで、実際に31%が転勤がきっかけで「退職したことがある」と回答しています。終身雇用制が崩れる中、上から命令された転勤をそのまま受け入れる人も減っていっているのかもしれません。人事配置をする側にとっても参考になるデータだと思いました。
転職すると人生が“詰んでしまう”のはどんなタイプか 給料への不満をぶちまける部下が気付いていない問題点
引用元:デイリー新潮
あの時、『辞めるな』と言ったのは、彼の場合は、収入を理由に転職しても、転職を繰り返して、人生が“詰んでしまう”タイプだと思ったからです」
どういうタイプか。
「ルーティーンワークを消化する点では優秀でしたが、他人に依存する傾向が強いタイプでした。トラブルが起きると必要以上に取り乱して周囲に頼るところもあった。また、自分の武器をまだ見いだせていなかった。
そんな彼が、転職すれば給料が上がるはずだと安易に考えても、同じことの繰り返しになると思ったからです。
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/05170615/
『なぜこんな人が上司なのか』(新潮選書)の著者でもある桃野泰徳氏による「転職して人生が詰むタイプ」の解説です。若者の話ではありますが、50代にも参考になると思いました。変化の激しい世の中で、昨今では大手企業のリストラニュースも多く耳にします。「人生の選択肢を増やす」ことはどの年代にとっても重要です。お互いスキルを磨き、選択肢を増やしていきましょう。