2024年5月 今週の転職ニュース

今週の転職ニュース(2024年5月第4週)

その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。

今回は5月第4週(5月19日~5月25日)の転職ニュース3本をご紹介します。

「退職代行で辞めた人」に熱視線。代行業者が転職支援「うちに紹介して」人手不足企業から声多数

引用元:BUSINESS INSIDER

退職代行そのものはシンプルなサービスゆえに差別化が難しい。こうした中、退職者のその後の転職まで支援する企業も出てきた。

「退職代行を使って辞めた人材」は企業に敬遠されそうだが、実は、人手不足の業界を中心に「採用したい」というラブコールがあるという。

https://www.businessinsider.jp/post-287416

賛否の分かれる退職代行サービスですが、単に退職を支援するだけではなく、転職を支援する企業も出てきているとのこと。同種のサービスが増え競争が激化するなか、差別化のために業務範囲を広げているようです。退職代行サービスに「辞めた人を紹介してほしい」と言ってくるのは、建築関係やIT関係など、人手不足が深刻な業界とのことです。

【会社員必見】いま一番オススメの就職&転職先・ベスト1

引用元:DIAMOND Online

転職を考えるときは、給料が増えることも大切ですが、それより特に若いうちは自分の成長につながり、新たな可能性が拓かれる会社を選ぶことが大切です。
その意味で僕が魅力的だと思うのは、スタートアップ企業もしくは従業員500人以下を目安とするベンチャー企業への転職です。

https://diamond.jp/articles/-/343360

私もスタートアップ企業・ベンチャー企業が好きで、自分に向いていると考えるので、著者の成田修造氏の言うことに賛同できるのですが、リスクや向き不向きが確実にあるので(前例や決まったレールが欲しいタイプにはまったく向かないと思います)、この煽りにそのまま乗らないようにすることも重要かと思いました。若いうちはやり直せても、年齢を重ねてからだと、失敗から立ち直るのに物理的にも精神的にも時間がかかったりしますので。でも閉塞感のあふれる世の中で、新しい取り組みにチャレンジする企業はやはり素晴らしいと思いますので、もしリスクを取れるならば、チャレンジするのも良きです。

2024年4月の転職求人数は前年同月比120.0%、転職希望者数は同99.8% パーソルキャリア調べ

引用元:日本人材ニュースONLINE

パーソルキャリアがまとめた「doda転職求人倍率」によると、2024年4月の転職求人数は前月比99.5%、前年同月比120.0%となった。転職希望者数は前月比103.6%、前年同月比99.8%だった転職求人倍率は前月比0.11ポイント減の2.66倍だった。

https://jinzainews.net/26800680/

業種別の数字など、ぜひ元記事をご参照いただきたいのですが、注目すべきなのは5月以降の予測で、「求人数は、欠員補充や事業成長のための増員募集を行う企業が増えると想定され、微増が見込まれる転職希望者数も、夏の賞与後の転職を目指し活動を始める人が増えるため増加が見込まれる」とのことです。転職を考えている方は、こういう数字をぜひ定期的にチェックするようにしてくださいね。

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