外務省は、海外の安全情報を「海外安全ホームページ」で発信しています。以下は2024年3月14日時点での危険情報となっています。注意してほしいのは、紛争などにより国全体が危険（例：ロシア、ウクライナなど）である場合もありますが、同じ国でも地方によって危険レベルが異なる場合も少なくないということです。
例えばインドの場合、大部分の地域はレベル1（十分注意してください）ですが、テロ事件が散発的に発生する地域ではレベル2（不要不急の渡航は止めてください）、反政府運動で爆弾テロや銃撃戦などがよく起こるジャンム・カシミール準州ではレベル3（渡航は止めてください）、パキスタンとの国境でパキスタン軍との銃撃戦が継続的に発生しているラダック連邦直轄領などでは、レベル4（退避してください。渡航は止めてください）となっています。日本は狭く、地方ごとの違いはさほどないため、他の国も同様だと考えられる方もいるのですが、実際には地方による違いが大きい国の方が多いです。そのため、海外安全情報も、国レベルではなく、地方レベルで確認するようにしてくださいね。
