その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。
今回は6月第4週(6月23日~6月29日)の転職ニュース3本をご紹介します。
「転職先を決めずに会社を辞めてもいい?」→人気作家の答えが納得すぎて、ぐうの音もでなかった
引用元:DIAMOND Online
小説家カツセマサヒコさんの新刊『ブルーマリッジ』(新潮社)が6月27日に発売される。結婚と離婚を起点に、ハラスメントや働き方、人間関係、コミュニケーション、ジェンダーまでを描く同書は、若手ビジネスパーソン必読の一冊でもある。ダイヤモンド・ライフ編集部では、カツセさんに若手ビジネスパーソンの「あるある」な悩みごとをズバッと回答してもらった。前編のテーマは【仕事が合わない、転職したい】だ。
https://diamond.jp/articles/-/345881
小説家カツセマサヒコ氏による転職の悩みについての回答。ご自身が元会社員だったということもあり、解像度が高い回答に納得感があります。「心身に支障をきたすほどのハラスメントとか過重労働があるのであれば、その職場からは一刻も早く逃げた方がいいと思います」、「体が音をあげたらそれは降参のサインで、他の仕事・職場を考えたほうがいい」など、実際に会社員時代に人事担当者として他の社員からの相談を受けていたからこその具体的な回答でした。個人的に『ブルーマリッジ』にも興味が湧いてきたので読んでみようと思っています。
ミドルシニア転職は6年間で約8倍、役職定年後も収入を減らさない選択肢は?
引用元:日経XTECH
少子高齢化に伴う人手不足は年々深刻化し、2040年に1100万人以上の労働供給が不足するとの調査もある。そのため政府・企業ともに高齢者の継続雇用拡大を模索中だ。役職定年や定年を控えてキャリアを見直し、転職に向けて動き出す50歳~64歳のミドルシニア層も増えている。リクルートの金子正法氏が、近年のミドルシニア層の転職事情を解説する。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00577/061500075/
本記事で言うところの「ミドルシニア」とは、50歳~64歳とのこと。まさしく50代がどんぴしゃに当てはまっているので読んでみました。近年は人材不足を背景にミドルシニアの求人が増加しているとのこと。ミドルシニア層の転職意欲も増大しているということで、プロジェクトマネジャーの転職事例についても紹介されていました。「年齢ではなくスキルや成果に応じた報酬制度の導入・拡充が必要」というのはまさしくその通りだと考えます。年齢による足切りや給与設定、役職定年などがなくなり、求人側、求職側ともに満足いくような形に変化すれば良いなあと思いますし、変化の兆しも見えてきているのではないかと感じました。
期限に要注意…転職時、「iDeCo」「企業型確定拠出年金」を新しい勤務先へ移換する方法
引用元:Livedoor NEWS
前の勤務先で利用していた「財形貯蓄」。転職時に新しい勤務先へ移換するにはどのような手続きが必要なのでしょうか? 本記事では、株式会社ハッカズーク監修の「今さら聞けない『転職・退職の超基本』(朝日新聞出版)から一部抜粋・再編集し、財形貯蓄の転職時の引継ぎ方法について解説します。
https://news.livedoor.com/article/detail/26677767/
これは私も知らなかったのですが、転職先企業に財形貯蓄制度があれば、所定の手続きで継続できるとのこと。ただし手続きには期限があるので要注意とのことです。企業型DCの場合とiDecoの場合に分け、フロー図で手続きをわかりやすく解説しているので、ぜひ元記事をご参照ください。