その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。
今回は6月第1週(6月2日~6月8日)の転職ニュース3本をご紹介します。
50歳以降のキャリアチェンジのコツ 「頭で考えすぎずまず行動を」
引用元:NIKKEIリスキリング
定年の延長や再雇用制度の導入など、ミドル・シニア社員の働く環境が大きく変わっています。特に50代や40代後半の人にとって、大きな関心事となっています。50代の転職や定年後の再雇用支援事業を手掛ける「社会人材コミュニケーションズ」の代表取締役社長の宮島忠文さんに、キャリアチェンジに必要な考え方や行動について聞きました。今回は前編です。
https://reskill.nikkei.com/article/DGXZQOLM03B0D0T00C24A6000000/
「自分は大丈夫」という人ほど危ない、仕事獲得のポイントは行動が起点に、など、金言が満載です。自分の実体験からもうなずける内容なので、50代の方にご一読を強くお勧めします。行動しないと何も始まらないというのはまさしくその通りだと思います。「仕事の機会獲得は頭で考えても良いことばかりではありません。異動や転職についてどれだけ考えても、それは仮説に過ぎないからです」というのも本当で、仮説を現実にぶつけてみて軌道修正していくという作業は必須です。
転職サービスどう活用? 「転職のプロ」に聞いた大手と中小「エージェント」の使い分け アドバイザーの質を見抜くコツは
今や転職によるキャリアアップは当たり前。頼りになるのが転職サイトや転職エージェントですが、どう使いこなしていいか分からない人も多いはず。SNSで「転職のプロ」「転職のカリスマ」と呼ばれるmoto(本名・戸塚俊介)さん(37)に聞いたQ&Aから、ポイントを紹介します。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad695ad604b9bb20966c4a84e81e17397edb7861
個人的には転職エージェント不要派なのですが(注:経歴がレアなためか、まったくマッチしない求人を紹介をされることが多く、やりとりするのが時間の無駄だと判断しています。こういう特殊事情がない方は利用しても良いと思います)、利用する場合のポイントについて。担当アドバイザーの質にもよるので、「提案の善し悪しを見抜くためにも、複数の転職エージェントを併用しましょう」というのは理にかなっていると感じました。記事内容、短くまとまっているのも良いですね。
「あいつら、ほんと使えないんですよ」選考中の本音トークでうっかりバレる“パワハラ体質”…転職で失敗しないために自ら行うべき「ダークサイドチェック」【エグゼクティブ転職のプロが解説】
引用元:THE GOLD ONLINE
面接の場では、企業と応募者で「本音」の探り合いになることも多いでしょう。合格するために自らを取り繕う人もいますが、往々にして本性を見抜かれてしまうものです。そこで本記事では、株式会社経営者JPの代表取締役・CEOの井上和幸氏が、「マネジメント人材」として転職を成功させるために常日頃から心がけるべきポイントについて解説します。
https://gentosha-go.com/articles/-/60767
自分もベンチャー企業で面接を担当していたことがありますが、マネージャー採用の場合、パワハラ気質な方が混じっていることがよくあります。ご自身は特に変なことを言っているつもりはなく、ざっくばらんな意見交換だと思われているようですが、言葉の端々から伺えるパワハラ臭。記事にあるように、上から目線のオンパレードで、部下を見下すような発言を繰り返していると、「こういう人とは一緒に働きたくない」と面接担当者に思わせてしまいます。昭和の感覚で「少々強引でもぐいぐい引っ張ってくれる上司が慕われる」と誤解している人もまだいるようですが(ホワイト企業・大企業にお勤めの方には信じられないかもしれませんが、中小零細企業にはまだいます)、今はもうそういう時代ではありません。普段からマネジメントスタイルや職場での人間関係気を配っていきたいものですね。