2024年1月 今週の転職ニュース

今週の転職ニュース(2024年1月第5週)

その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。

今回は1月第5週(1月28日~2月3日)の転職ニュース3本をご紹介します。

「転職を繰り返す人」が失ってしまうキャリアの“重要なチャンス”とは?

引用元:ダイヤモンド・オンライン

これまで、新卒で入社した会社にはどんなに短くても3年いなければ、転職で不利になるといわれていたものだった。しかし、20代や30代の、意識が高く、仕事に真面目に取り組む人々の間で、1年から2年程度の短期間で転職する人が目立つようになってきている

 SNSなどで、「A社で1年間●●プロジェクトを経験した後、B社で1年間新規事業の立ち上げに携わり、このたび縁あってC社にジョインすることになりました!」といった書き込みを目にしたことがある読者も多いのではないか。これらの優秀な若者たちは、キャリアアップと自己の成長を追求し、新たな職場へと次々と移動していく。

 ところで、この頻繁なキャリアチェンジは、良い結果につながるのだろうか

https://diamond.jp/articles/-/337954

プリンシプル・コンサルティング・グループの秋山進 代表取締役による記事。自分は転職回数が多いということで面接官やよく知らない他人などから何度も頭ごなしに説教を受けてきた経験があります。そのため、この記事もタイトルを見て、「またか」、「はいはい、不利なんですよね、知ってますよー」と思いつつ読み始めたのですが、意外にも「頻繁な転職がもたらす5つの良いこと」など、多転職の利点についても触れています(最終的な結論としては「生き急がない姿勢を持つことのほうが賢明」ということにはなっているのですが)。頭ごなしに「短期間での多転職は不利!やめとけ!」でバッサリ切り捨てるのではないという点で、「世の中少しずつ変わってきているのだな」と認識しました。

転職先は「評判のいい会社」で大丈夫?人事のプロが会社選びで大事な“5要素”を伝授

引用元:ダイヤモンド・オンライン

キャリアの第一歩、あるいは新たなキャリアに進むためには、まずはそのための「資格」を得る必要がある。この資格とは、ライセンスや検定ではなく“挑戦者”としての資格を指す。転職や就職で希望にマッチした企業や仕事を選ぶ際「いい選択」をするにはコツがあり、そこで選んだ道を自ら肯定する「自己効力感」を得る努力が欠かせないという。

https://diamond.jp/articles/-/337034

Cast a spell合同会社の青田 努代表による記事。会社選びで大切な5要素について解説しています。主に若手向けの記事ですが、「特にキャリアには正解があるわけではなく、事前に予測しきれるものでもないので、正解を選ぶというよりは、選んだものを正解にしていく努力が必要になってきます」というのは、50代にもあてはまると思いました。

管理部門・士業「マネジメント層」の転職市場予測【2024】キャリアアドバイザーが解説

引用元:MSAgent

2023年の求人データを分析し、2024年における管理部門・士業「マネジメント層」の平均年収を解説します。
弊社「MS Agent」キャリアアドバイザーによる職種別の「マネジメント層」転職市場予測もご紹介するので、今年転職を検討している方はぜひご覧ください。

https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12426.html

管理部門・士業「マネジメント層」に特化した平均年収情報。2023年の1年間に募集された管理部門・士業のマネジメント求人の想定平均年収は、732万円。それに対して、スタッフ層の想定平均年収は599万円で、133万円の差があったとのこと。さらに詳しい情報はリンク先をご参照ください。自分が属する層の平均年収情報を把握しておくことで、転職時の年収交渉がしやすくなります。別部門に関する平均年収情報についても本ニュースで取り上げていく予定です。

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