2024年1月 今週の転職ニュース

今週の転職ニュース(2024年1月第4週)

その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。

今回は1月第4週(1月21日~1月27日)の転職ニュース3本をご紹介します。

ツカミが大事!転職活動で面接官の興味を引く職務経歴書の書き方

引用元:読売新聞オンライン

とくに35歳からの転職を目指す人は、異動を経験していたり、転職して2~3社の職務経歴があったりと、複数の業務を経験しているケースが多いです。今までのどの経験を、どのように見せるのか。職務経歴書は「書き方」で、面接官に与える印象が大きく変わります。良い職務経歴書が完成すれば、書類選考の通過率も上がります。希望の仕事に転職するためには、まずはアピール力のある職務経歴書を作成することが、成功への近道です。

https://www.yomiuri.co.jp/otekomachi/20240116-OYT8T50062/

職務経歴書は、相手(面接官)が求める経験やスキルを効果的にアピールすることが大切ということ。当たり前に聞こえるかもしれませんが、職務経歴書に真面目に取り組めば取り組むほど、視野が狭くなり、自分がアピールしたいことや前職で評価されていたこと「だけ」を書いてしまいがち。大切なのは、面接官に「求める人材に合う」と思ってもらえることであるため、そういった視点から見直しを図ることが重要ということです。

50代でも転職できる? 難しいといわれる理由や成功させる5つのコツを紹介

引用元:朝日新聞Reライフnet

50代の転職は、これまでの経験と知識を生かした新しいキャリアの扉を開く挑戦です。機会であると同時に厳しい現実と課題も待ち構えています

この記事では、50代の転職に成功するための戦略について、これまで多くのキャリアコンサルティングをおこなってきた専門家がお伝えします。

https://www.asahi.com/relife/article/15114611

50代で転職を考えている方必読です!!キャリアコンサルティング総研の佐野真子代表取締役によるもので、「50代の転職に立ちはだかる課題」や「50代の転職を成功させる5つのコツ」などが紹介されています(厳しい面もあるということで、安直に転職を勧めるだけでないところが信頼できます)。特に「キャリアアンカー(自分の仕事やキャリアに対する価値観や考え方)を明確にする」という点が参考になると思いました。待遇や福利厚生のみではなく、会社と自分の価値観が一致しないと、「合わない」と感じられて再度の退職につながってしまうので。50代の転職について、最近はこういった地に足のついた記事が増えているようでうれしいです。

50代以上の転職は給料ダウンのリスク大 ! 回避するポイントや不安を減らす対策

引用元:大和ネクスト銀行コラム(提供:株式会社ZUU)

以前より「転職」が一般的な世の中になりつつあるが、年齢を重ねてからの転職は給料が減るリスクが高くなるため注意が必要だ。厚生労働省のデータでも、そのことは示されている。転職で給料を減らさないためにはどうすればいいのか。そのためのポイントや不安を減らす対策を紹介する

https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2024/2024_453.html

40代の場合は転職後に賃金が増加した人の割合の方が高いのに対し、50歳を超えると減少した人の割合の方が大きくなる。この傾向は世代が上がるにつれて顕著になっている」という現状をデータで示しつつ、それを防ぐためのポイントについて紹介しています。金融業界のコラムなので、結論として労働収入に頼らず資産運用しようという結論にはなっているのですが(苦笑)、「50代以上の転職で給料を落とさないためのポイント」は参考になると思いました。

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