その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。
今回は9月第2週(9月8日~9月14日)の転職ニュース3本をご紹介します。
【定年後の不安に応える】60歳以降の「転職活動中」や「再雇用・転職」を支える給付金 「高年齢求職者給付金」と「高年齢雇用継続給付」制度を解説
引用元:マネーポストWEB
60歳を過ぎても働く人が増えているが、給料が大きく下がらないか、そもそも仕事が見つかるかという不安もあるだろう。仕事を見つけるのにどれくらい時間がかかるかも未知数。そんな高齢者の助けになる給付金がある。著書『僕らを守るお金の教室』が話題の元国税専門官・小林義崇氏が解説する。
https://www.moneypost.jp/1186086
本ブログは50代の方向けで、自分も50代なのですが、60代についてはまだ先と思っていたためか、失業手当の支給年齢に制限があることをこれまで知りませんでした。本記事によると、64歳までということです。つまり、65歳以降で転職活動をする場合には失業手当はもらえないということです。ただし、別の制度である「高年齢求職者給付金」が使えるとのこと。また、本記事では、定年後に賃金が減少した場合に使える「高年齢雇用継続給付」という制度についても紹介しています。60代以降も働こうと思われる方に有益な内容ですので、ぜひご一読ください。
50代からの転職、じつは「タクシードライバー」がおすすめ…現役ドライバーが明かす「意外な魅力」
引用元:マネー現代
タクシー業界の「中高年層の占める比率が高く若い人が少ない」、「平均年収が高くない」といった世間のマイナスイメージがむしろ、中高年世代にとって飛び込みやすい。タクシードライバーには、今まで煩わしかった人間関係もない。もちろん取引先にも上司にも忖度する必要もない。業務の引き継ぎもない。運転免許以外特別なスキルも必要ない。会社によってはノルマもない。ナイナイ尽くしの業界である。
https://gendai.media/articles/-/136464
タクシードライバーのすすめ。意外にも50代からの転職に向いているかもしれないということです。本記事は前編で、本格的な利点については、後編の「月の半分以上は休み」という夢のような職場…疲れ果てた中高年にこそ最適な「タクシードライバー」の働き方に詳しく記されているようです。自分は運転免許を持っておらず、注意力散漫なので難しいと思いましたが、そうでない方や他にやりたいことがあり、時間をそちらに使いたいと考える方にとっては、検討の余地があると感じました。
転職活動にかかった費用に関する実態調査
引用元:スキルアップ研究所
近年、働き方改革やリモートワークの普及に伴い、新たなキャリアを求めて転職を検討する人が増えている。
しかし、転職活動は時間と労力だけでなく、予想以上の費用がかかるのではないかという懸念を持つ人も多いだろう。
そこで、転職活動による費用負担やその内訳などの実態を解明すべく、スキルアップ研究所では転職活動にかかった費用に関する実態調査を実施した。
https://reskill.gakken.jp/4099
長年、転職関連のニュースを追ってきましたが、転職活動にかかかった費用を調査するというのはあまりなかったように思います(自分が見落としていただけならごめんなさい)。結果は、「3割以上が転職にかかった総費用は1万円以下」、「離職期間がある人の方が転職にかかる費用が多い傾向」、「1番痛手に感じる出費は生活費」ということで、転職を何度か経験した自分にとっても体感にそったものでした。無収入の期間がある場合は生活費、また面接に赴くための交通費は出費として痛いというのはよくわかります。その他、失業手当の利用度、転職を始めたときの貯金額など興味深いデータがありましたのでぜひ元記事をご確認ください。