その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。
今回は8月第3週(8月11日~8月17日)の転職ニュース3本をご紹介します。
40代独身・超優秀な営業マン、急成長ベンチャーに執行役員として華々しく転職が決まったが…初日に出社しなかった「衝撃の理由」【転職業界のプロの実体験】
引用元:資産形成ゴールドオンライン
Aさんは広告業界の豊富な経験を評価され、急成長しているインターネット広告のベンチャー企業に執行役員として入社することが決定。退職交渉なども円満に進み、入社数日前には私たちTESCOもお祝いの一席を設けました。そして前日の夜には本人から丁寧に「このたびは大変お世話になりました。明日からは粉骨砕身、頑張ってまいります」と電話が入るなど、この段階で何ら懸念することはありませんでした。
そして入社日を迎えました。私たちの業界では入社の確認をするために、初日の午前中に企業に対して連絡を入れるという慣習がありました。しかし、確認の電話をした時には担当者が離席しているということで連絡がつきませんでした。折り返しを待っていたところ、お昼を少し過ぎた頃に人事担当者から電話が入り、「A氏が出社しておらず、本人に連絡がつかない」と告げられたのです。
https://gentosha-go.com/articles/-/62717
人材コンサルティング会社の東京エグゼクティブ・サーチ(TESCO)代表取締役社長・福留拓人氏による記事。ばっくれたのかあるいは事件に巻き込まれたのかと思いきや、というお話。まさか転職初日にそんなことが?と思いましたが、TESCOの方の対応が素晴らしく、Aさんが守られて本当に良かったと思いました。
夏のボーナス支給率は7割超、約半数は支給のタイミングで退職・転職を検討
引用元:マイナビウーマン
アシロが運営する「ベンナビ労働問題」はこのほど、2024年夏のボーナスの支給と、その使い道について、20歳〜59歳の男女5,000人を対象にアンケートを実施。また、ボーナス支給後の退職・転職についても調査を実施しています。
https://woman.mynavi.jp/article/240813-2/
夏冬のボーナス支給後に転職を考える方が多い印象ですが、この調査では、夏のボーナスが支給された3,639人に対して、「これまでに、ボーナスの支給後に退職・転職を考えたことがありますか?」と質問したところ、「転職を考えたことはない」と回答した人は52.8%に留まっていることから、約半数はボーナスのタイミングでの退職・転職を考えたことがある、もしくは実際に退職・転職をしていたことがわかったとのこと。また、「退職する際、ボーナス支給に関してトラブルになりましたか?」と質問したところ、22.7%が「ある」と回答したとのことで、ボーナスをもらってすぐの転職ではぎくしゃくすることもあるようですが、これは会社側に問題があると思います。調査では「退職を考えたことがあるが、実際に退職・転職はしなかった」理由なども挙げられてますので、ぜひ元記事をお読みくださいね。
【佐藤優】50代、役職定年も転職も茨の道。身につけたいのは「上手な負け方」【期間限定無料公開】
引用元:LIFE INSIDER
“今年、役職定年を迎えました。職場で自らの存在価値を見出せず、居心地があまり良くありません。何かアドバイスをいただけないでしょうか。”
https://www.businessinsider.jp/post-292061
※本記事は2024年8月21日まで無料公開とのことです。それ以降にお読みの方すみません。
佐藤優氏によるお悩み哲学相談。「役職定年後もそれまでと変わらず居心地良く仕事ができている人など、ほとんどいない」、年収がダウンするとともに「部下がいなくなったり、決裁権もなくなったりするので、張り合いがなくなる」とのこと。佐藤優氏は、そのような状態について「いかに上手に負けるかがポイント」と説きます。詳細は元記事を参照していただきたいのですが、老いは誰にでも訪れるものなので、発想をいかに切り替え、自分の人生を充実させるかが重要ということで、50代に沁みる内容でした。