ネットに情報があふれかえっている昨今。気になる記事やソーシャルメディア投稿を見たと思っても、保存するのを忘れてしまうと、後から「どこにあったんだっけ？」と探し回ることになったりします。PCで見つけた情報を帰りの電車の中でスマホで読もうと思っていても、二度と見つけられなかったりすることも。転職活動中ならなおさら、気になる求人情報や業界情報などはしっかり保存しておきたいものですよね。今回はそういったときにお役立ちのツールをご紹介します。
「Pocket」とは？
「Pocket」は、興味深いWebページや記事を後で読むために一時保存できる無料のサービスです。スマホやタブレット、PCなど端末を問わず、オフラインでも保存した記事を読むことができる便利なツールです。
Pocketには有料版（Premium）もあり、検索機能などが無料版よりも高機能となっていますが、保存・閲覧および読み上げ機能だけを利用するのであれば無料版でも十分です。しばらく無料版を使ってみてから有料版が必要かどうかを判断してくださいね。
「Pocket」のアカウント作成方法
まずは、以下の手順で「Pocket」にアカウントを作成します。
PCの場合
1）Pocketのウェブサイトにアクセスし、「Pocketに登録」ボタンをクリックした後、次の画面で「アカウントを作成」ボタンをクリックします。
2）メールアドレスを入力するか、GoogleアカウントあるいはAppleアカウントを利用してアカウントを作成します。
3）メールアドレスを入力した場合、登録したメールアドレスに送られた確認メール内のリンクをクリックし、アカウントを有効化します。
4）アカウント作成後、以下の画面が表示されます。
スマホの場合
アプリをダウンロード・インストールし、アプリからアカウントを作成します。
iPhone：https://apps.apple.com/us/app/pocket-stay-informed/id309601447
Android：https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ideashower.readitlater.pro
「Pocket」で記事を保存する手順
「Pocket」で情報を保存する手順は次のとおりです。
ブラウザでの保存
ブラウザの拡張機能で「Save to Pocket」をインストールします。たとえば、chromeの場合はchromeウェブストアで「Pocket」で検索すると表示されます。Edgeの場合はEdgeアドオンで「Pocket」で検索します。
読んでいる興味深い記事のページで、ブラウザ上部の「Pocket」アイコンをクリックすると、「Pocket」内に保存されます。
スマートフォンでの保存
iPhoneの例で説明します。Safariで記事を表示し、画面下の「共有」ボタンをクリックします。
アプリアイコンの列を右にスクロールし、「その他」ボタンをクリックします。アプリのリストが表示されるので、その中から「Pocket」を選択します。
以下（左図）のような画面が表示され、「Pocket」内に保存されます。保存したページは「Pocket」アプリから確認できます（右図）。間違えて保存してしまった場合には、アプリ上から削除も可能です。
「Pocket」での整理・読み上げ機能
「Pocket」に保存した記事は、タグをつけてカテゴリ分けし、後で読みたいものを簡単に見つけられるように整理できます。また、記事の読み上げ機能もあり、運転中や電車の中、家事をしながらなど、ながら聴きすることで時間を有効に使うこともできます。読み上げ速度も調整可能です。
転職活動で「Pocket」を活用するコツ
転職において「Pocket」を活用するコツをいくつかご紹介します。
まとめ
「Pocket」は転職活動を効率化するための強力なツールです。情報収集から面接準備まで、この一つのツールで多くの転職活動をカバーできます。この記事では、「Pocket」の基本的な使い方から転職活動での具体的な活用法までを紹介しました。ITツールが苦手な方でも、この記事を通じて「Pocket」の有効性を感じ取っていただければ幸いです。転職活動は情報戦です。ツールを活用して、自分にとって必要な情報を整理してくださいね。
