2024年2月 今週の転職ニュース

今週の転職ニュース(2024年2月第2週)

その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。

今回は2月第2週(2月4日~2月10日)の転職ニュース3本をご紹介します。

未経験者歓迎の転職拡大 人手不足で育成にも力

引用元:共同通信

リクルートの転職支援サービスの分析によると、未経験者を採用する求人が急拡大していることが5日、分かった。22年度の求人数は新型コロナ禍前の18年度の3.2倍だった。企業は従来、即戦力の採用を重視してきたが、人手不足などを背景に育成にも力を入れる傾向が強まっている。

https://nordot.app/1127143313111220549?c=302675738515047521

50代だと通常、経験のある分野での転職を考えることが多いと思いますが、人手不足を背景に未経験採用も増加してきているとのこと。当面、人手不足は解消される見込みが薄いため、年齢制限も緩くなることが考えられ、50代にとってもチャンスが増えてくるのではないかと思います。

経験豊富であるほど勘違いしがち...「転職に失敗する人」の共通点

引用元:THE21Online

ミドル世代に限らず、転職を考え始めた人が往々にして陥ってしまう「よくある勘違い」がいくつかあります。 最もよくあるのは「自分は転職できるだろう」という前提でいること。そうした考えでいざ転職活動を開始したら、書類選考すら通過できない......というのはよくある話です。

https://the21.php.co.jp/detail/10809

今はそういう勘違いはしませんが、キャリアの初期でこういう勘違いをしたことがあります。そして想像以上に転職活動が長引いて苦しんだりも。単に想定が甘かっただけなんですけどね。また、本記事にある、「3、4社ほど受けたあたりで慣れ始め、同時に『転職活動ってこんな感じ』という感覚がつかめてくる→それと前後して最終面接に進めたり、内定が取れたりといった成果が出始める」というのは「本当にその通り!」で、何回転職活動をしても最初の1-2社はうまくいかないことが多いです(ドンピシャの会社1社に転職活動してすぐ入れたりすることもありますが、それはレアケースです。自分の場合は外資系大手に転職したときの1回だけでした→外資系大手への転職は、地獄の一丁目)。詳細についてはぜひ元記事もご参照ください。

2023年10-12月期 転職時の賃金変動状況

引用元:リクルート プレスリリース

「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者数の割合」は35.0%
(2021年同期差:+3.5pt、2022年同期差:+1.6pt)

https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2024/0207_13999.html

株式会社リクルートが「リクルートエージェントを利用し転職した方」を対象に実施した調査結果。前職より賃金が増加したかどうかについての調査ですが、新型コロナ・パンデミック後、最高値を更新し続けています。ちなみに前職の賃金には時間外労働等(残業)の割増賃金が含まれ、転職後の賃金には含まれていないとのことです。年代別に見ると少し結果は異なってくるかもしれませんが(残念ながら50代では賃金が下がるケースも散見します)、「全体的に転職により賃金が増えるケースが増加し続けている」というのは、転職しようかどうか迷っている人の背中を押してくれるデータだと思います。

-2024年2月, 今週の転職ニュース