その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。
今回は9月第1週(9月1日~9月7日)の転職ニュース3本をご紹介します。
2024年7月の有効求人倍率1.24倍、正社員有効求人倍率1.00倍
引用元:日本人材ニュースONLINE
厚生労働省が発表した2024年7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍で、前月を0.01ポイント上回った。
https://jinzainews.net/26802832/
「有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.3%減、有効求職者(季節調整値)は前月に比べ0.9%減となった。新規求人(原数値)は前年同月比1.2%増」ということで、微増減しているものの、売り手市場は継続しているようです。産業別にみると、「学術研究,専門・技術サービス業(7.4%増)、情報通信業(6.6%増)、医療,福祉(5.1%増)などで増加となり、教育,学習支援業(5.1%減)、製造業(2.9%減)、宿泊業,飲食サービス業(1.6%減)などで減少した」とのこと。詳細は元記事でご確認くださいね。
転職市場も「半導体バブル」? 年収2.2倍、1000万円超えも
引用元:毎日新聞
就職情報大手マイナビによると、半導体業界への転職者の平均年収は530万円で、中には10年前から2・2倍に上昇した企業もあった。経験者であれば1000万円超えも珍しくないが、求人への応募数には波があり、同社は「人手不足に悩まされる状況が続いている」と指摘している。
https://mainichi.jp/articles/20240904/k00/00m/020/306000c
好待遇なのに応募が増えない理由は、立地とのこと。確かに半導体工場が都会にあることはなく、地方ばかりなので敬遠されることが多いようです。逆に言えば、立地へのこだわりがなければ狙い目の業界かもしれません(貯金もできそうです)。
シニアの転職市場レポート2024(管理部門・士業)
50歳以上をシニア層と定義し、弊社MS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」の求人データを元に、「シニアの転職市場レポート2024(管理部門・士業)」をまとめました。
(中略)
昨今、年金受給年齢の引き上げに備え、できるだけ長く働きたいと考える人が増えています。また、2025年の高年齢者雇用安定法改正では、希望者に対して65歳までの雇用確保が企業に義務化されます。これにより、転職市場でも経験豊富なシニア層をターゲットとした求人が増加傾向です。
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12555.html
管理部門・士業特化型転職エージェント「MS Agent」による調査結果。全体の平均年収は733万円で、「600万~799万」が34.6%と最も高い割合を占めているとのこと。また募集企業の30.2%が上場企業とのことで、シニア層求人の条件は以前より改善されているような感じです。ぜひ元記事で調査結果をお確かめください。