その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。
今回は8月第2週（8月4日～8月10日）の転職ニュース3本をご紹介します。
【やさしく解説】生成ＡＩでなくなる仕事は？◆未来の”相棒”一緒に転職も…活用の現在地【時事ドットコム取材班】
引用元：時事ドットコムニュース
膨大なデータを学習して新たなコンテンツを創り出す「生成ＡＩ（人工知能）」が登場し、急速に進化している。生成ＡＩの普及で、私たちの仕事はどう変わるのだろうか。上手に活用すれば、仕事の効率やレベルを飛躍的に向上させ、新たなビジネスをつくることもできるとされるが、使う上での課題も見えてきた。
https://www.jiji.com/jc/v8?id=202407GenerativeAI-team
AI登場で人間の仕事が奪われるとよく言われますが、それほど単純な話ではないということです。
「一般的には、事務作業や単純作業、プログラミングのほか、会計監査や運転手、接客の仕事などが奪われるとされている。（中略）でも、実際にはそんなに簡単な話でもなさそうで、例えば、お店でのレジ打ちの作業。無人レジが各国で広まったが、欧米の小売り店では逆に「『ついで買い』が減った」「顧客満足度が下がった」とセルフレジを減らす企業も一部で出てきた」、「逆に、教育にかかわる仕事は、将来も残るとされてきたが、米グーグルは先生ＡＩとも言える「Ｌｅａｒｎ ＬＭ」を開発。これは、ただ答えを与えるのではなく、解き方を教えながら、子どもの理解を深めるスタイルの生成ＡＩで、教育分野でも代替が進む可能性が出てきた」など、これまで考えられてきたのとは違った傾向も出てきているそうです。
転職先を考える際も「この業種や職種は将来AIにとって変わられるとニュースで見たからやめておこう」などと単純に考えるのではなく、より深く考えてみる必要がありそうですね。
盛り上がる転職市場で“なぜか敬遠されてしまう人”の共通点…歓迎される人材になるために不可欠な「3つのオーラ」とは？【エグゼクティブ転職のプロが解説】
引用元：THE GOLD ONLINE
コロナ禍前から現在に至るまで大きく伸びているミドル・シニア世代の転職市場ですが、受け入れる企業側から敬遠されてしまう人もいるといいます。その原因はいったい何にあるのでしょうか。本記事では、株式会社経営者JPの代表取締役・CEOの井上和幸氏が、敬遠されてしまう人の特徴と、転職先に歓迎されるエグゼクティブに必要な「3つのオーラ」について、具体例を用いながら詳しく解説していきます。
https://gentosha-go.com/articles/-/62413
敬遠されるミドル・シニアの3つの共通点は、「前例踏襲主義」、「肩書的・年齢的な上下関係にこだわる」、「上から覆いかぶさりたがる」とのこと。本記事の良いところは、ネガティブな面だけを挙げて終わるのでなく、逆に歓迎される、「3つの良いオーラ」についても詳しく解説している点です。詳細は元記事をご参照ください。自分は「いざというときに抜群の精神的安定感を発揮する人」になりたいなと感じました（修行していきます）。
2024年4－6月期 転職時の賃金変動状況
引用元：リクルート プレスリリース
「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者数の割合」は36.0％ 過去最高値を更新（前年同期差：＋1.0pt）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002660.000011414.html
株式会社リクルートが「リクルートエージェントを利用し転職した方」を対象に実施した調査結果。以前、2023年10－12月期についても取り上げたことがあります。4－6月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は36.0％で、過去最高を更新し続けているとのことです。引き続き、転職を考えている方の背中を押してくれるデータになっていると思います。
