2024年4月 今週の転職ニュース

今週の転職ニュース(2024年4月第4週)

その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。

今回は4月第4週(4月21日~4月27日)の転職ニュース3本をご紹介します。

よい退職はよい転職の第一歩  「退職」の良し悪しを左右するものとは?

引用元:AERA dot.

かつての終身雇用のイメージをもつ世代からすると、「転職」や「退職」は人生の一大事。でも、厚生労働省の調査によると、被雇用者の離職率はここ15年ほどは15%前後で推移していて、転職も退職もそれほど珍しいことではなくなっている

離職理由は自己都合が76.6%と最も多く、その内訳(複数回答)を見てみると「労働条件がよくなかったから」28.2%、「満足のいく仕事内容でなかったから」26.0%などが上位を占め、より満足度の高い仕事を求めて転職を考える人が増えていることがわかる。

https://dot.asahi.com/articles/-/220165?page=1

先週に続き、ハッカズークの『今さら聞けない 転職・退職の超基本』からのまとめ記事です。退職の際の心得について。立つ鳥跡を濁さずと言いますが、ひどい辞め方をした場合には、巡り巡って時間差で自分の首を絞めることも(意外と世の中は狭いので、ご用心)。本記事では、円満退職に必要な要素や送り出す会社の側の心構えについて説明しています。

モチベもやる気もないのに転職もしない。「リゼンティーイズム(疫病出勤)」してませんか?

引用元:ライフハッカー・ジャパン

毎日出勤してくるものの、ため息ばかりで仕事に精を出さない同僚。

明らかに不機嫌な態度で周囲を不安におとしいれ、チームの和を乱す上司──。

もしもこのような事例に思い当たりがあるのなら、それは「Resenteeism(リゼンティーイズム)」に由来しているかもしれません。

https://www.lifehacker.jp/article/2404-tb-resenteeism/

また新しい言葉出てきたぞ?と思いピックアップしてみました。リゼンティーイズムは、「静かな退職(キャリアアップや昇進などを目指さずに必要最低限の仕事をこなす働き方)」とは異なり、「現在の仕事や職場が嫌いだが、より良い就労機会を見つけることができない、あるいは経済的な必要性にしばられているために離職できず、働き続けざるを得ない状況」とのことで、2023年1月にイギリスで使われはじめ、欧米諸国にも広まってきているということです。リゼンティーイズムの特徴や対処法も紹介されているため、「自分が当てはまるかも?」と思われた方は元記事もぜひチェックしてみてくださいね。

転職が決まった時に提示される年収、最も増えた業界は?5年前比で60万円増の業界も【ランキング】

引用元:ハフポスト日本版

企業が転職者の採用を決めた際に提示する年収「決定年収」。2023年度は5年前より平均で32万円アップしたーー。

人材サービス「パーソルキャリア」が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は4月24日、こんな調査結果を発表した

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6629c29ee4b0edb0e80a5059

転職時の年収提示に関する記事。「採用難易度はますます高まっており、採用時に提示する年収を引き上げる動きが顕著になっている」ということです。チャンス到来ですね。5年前比で60万円増加した業界については元記事をご参照いただきたいのですが、「新規事業やITに精通する専門人材を採用するため、年収を引き上げる企業が増えた」、「採用するターゲット層を40歳代まで広げているほか、一部企業がDXやIT、事業企画など、一部の職種に『エキスパートコース』を設けて高い年収を提示していることも要因」など、シニア層にとり好条件な案件も増えているようです(個人的には、40歳代に限定せず、50歳代にも対象を広げてほしいです。いや、全体的傾向は別として、そういう企業は探せばあるとは思いますが)。

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