転職活動の管理

転職活動のタスク管理に「Todoist」が使えます!

まだまだ若い、まだまだやれる、と思っていても、知らず知らずのうちにしのび寄ってくるのが老化の影。最近、ちょっと忘れっぽくなってたりしませんか?昭和の記憶は色鮮やかなのに、短期記憶がちょっとあやしい、となってくるのが50代だと思います。そんな50代の強い味方になってくれるのがタスク管理ツール。以前ご紹介したGoogleカレンダーも便利ですが、タスク管理に特化した「Todoist」は、その柔軟性と豊富な機能で一歩リードしています。本記事では、Todoistを使った転職活動のタスク管理方法について具体的にご紹介します。

Todoistには無料版と多機能・仕事向けの有料版がありますが、個人利用の場合は、無料版から試してみてくださいね。

Googleカレンダーとの違い

TodoistとGoogleカレンダーの機能の違いについて説明します。
ざっくり言うと、Googleカレンダーの得意技は日程管理ですが、Todoistはタスクの詳細管理に特化しているという違いがあります。Todoistでは、タスク配下にサブタスクを設定したり、優先度やラベルを付けることで、より細かくタスクを管理できます。また、Todoistはリスト形式でタスクを表示し、一日のタスクを視覚的に捉えやすいのが特徴です。

「Todoist」アカウント作成方法

Todoistの公式サイトにアクセスし、「無料で開始する」ボタン(上部右と画面中央の2カ所にあります)をクリックします。

メールアドレスとパスワードを設定してサインアップします。受信したメールから、アカウント作成の手続きを完了させます。

※Google、Facebook、Appleアカウントでも登録が可能です。

プロフィールの作成画面が表示されるので、名前や使用用途などを設定します。名前はニックネームで問題なく、使用用途も「プライベート」、設定サポートは「不要」(=色が薄いままにしておく)で問題ありません。

Todoistの基本的な使い方

タスクの追加と整理

まずはタスクを追加します。「+タスクを追加」をクリックし、具体的な内容を記入し、期日、優先度などを設定します。
下記は例として「A社に履歴書を送る」というタスクを設定しています。送付期限として具体的な日付を設定します。

サブタスクとリマインダーの活用

大きなタスクはサブタスクに分けて管理します。サブタスクは、作成したタスクをクリックすると、「+サブタスクを追加」というリンクがされるのでそこから追加します。例では、「A社に履歴書を送る」のサブタスクとして「履歴書を作成する」を追加しています。

タスクの完了処理

タスクが終わったら、ワンクリックで完了処理が可能です。以下は「テスト」というタスクのチェック欄です。こちらをクリックすると完了となります。

プロジェクトの利用

転職活動全体を一つのプロジェクトとして設定し、応募先企業ごとにタスクを作成します(無料版ではプロジェクトは最大5件まで設定可能です)。タスクの中のサブタスクは5階層まで作成できます(全階層をすべて使い切る必要はありません)。以下はサブタスクの設定例です。履歴書を送付するために必要な事前作業をサブタスクとして設定しています。

転職活動でのTodoistの活用例

応募管理

各企業への応募状況をタスクとして追加し、進捗状況に応じてサブタスクを更新します。

面接準備

面接の日程が決まったら、その準備のためのタスクを作成し、必要なアクションをサブタスクとして記入していきます。

情報収集と学習

業界研究やスキルアップのための学習計画をタスクとして管理し、達成度を追跡します。

Todoist活用のコツ

シンプルに始める

Todoistは高度な機能を有しているため、最初からすべてを使いこなそうとすると、混乱してしまいます。基本的な機能から始め、徐々に高度な機能を取り入れていきましょう

優先度を明確に

タスクには優先度を設定し、最も重要なものから着手するようにします。

日々のリストアップ

Todoistは1日単位での設定となっています。毎日の終わりに翌日のタスクをリストアップし、計画的な一日を過ごしましょう

まとめ

Todoistを活用することで、転職活動を効率化し、目標達成に向けた明確な道筋を立てることができます。この記事が、50代の方々の転職活動をお手伝いとなることを願っています。次回以降も、便利な転職活動支援ツールについてご紹介していきます。

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