その週で気になった転職ニュース3本をご紹介します。転職市場の最新動向をつかむのにお役に立つと幸いです。
今回は8月第5週（8月25日～8月31日）の転職ニュース3本をご紹介します。
転職サービス「doda」、ビジネスパーソンと企業の「生成AI」活用調査 企業の生成AI活用は6割、未活用企業も5割が今後導入検討 個人の活用は2割に留まるも、転職後の活用ニーズは5割超
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda（デューダ）」（編集長：桜井 貴史）は、20～60代の転職を検討しているビジネスパーソン500名と企業の中途採用担当者500名を対象に「生成AI」をテーマに調査をおこないましたので、その結果をお知らせいたします。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000453.000016455.html
- 個人の業務で「生成AI」を活用している割合は約2割。一方で、転職活動での活用は３.５割にのぼる
- 個人の5割超が、転職後企業で「生成AI」を活用したいと考えている
- 約9割の企業が、個人の転職活動における「生成AI」の活用をポジティブに受け止めている
転職活動における生成AIの活用について。本サイトでも「転職活動におけるChatGPTの効果的な使い方」や「50代の生成AIとの付き合い方 」について紹介したことがあります。本調査では企業・個人の両方を対象にしていますが、個人での活用はまだ少ないものの、転職活動で活用している人が3.5割いるということでした。転職活動では、「自己分析（19.4%）」「自己PRの作成（17.8%）」、「職務経歴書の作成（15.6%）」に活用している場合が多いとのこと。私も実際、自己PRや面接の想定問答の作成などに活用しており、「用途によってはかなり使える」と感じています。
｢いまの職場から逃げたい人｣は転職しても失敗する…｢転職後に後悔しない人｣との決定的な違い
引用元：PRESIDENT Online
転職を成功させるには、どういった点に注意すればいいのか。延べ1万人以上にキャリアに関する講義をしてきたパーソナルナビ代表の漆沢祐樹さんは「人間関係や環境など、外的要因を理由に転職すると失敗しがちだ。今後、自分がどうありたいかという明確なビジョンが見えているのであれば、タイミングを待たずに転職したほうがいい」という――。
https://president.jp/articles/-/85227
「いまの職場から逃げたい人は転職しても失敗する」というよくある（？）内容なのですが、この記事の良いところは、「だから3年我慢しろ」などというふうにはつながらないところです。転職は外的要因ではなくあくまで内的要因で決めるべきということで、転職を迷っている方の背中を押してくれています。また、「石の上にも3年」より、「本気の1年」こそが仕事をする上では大事な視座、など、本当にその通りだと思いました。良記事なのでぜひご一読を。
【転職経験者500人に調査】18.2％が「転職に失敗」その原因とは？
引用元：CAREER BIBLE
「今度の職場は大丈夫だと思ったのに、思っていたのと違っていた」「仕事の内容が聞いていたのと全然違う」
転職したことのある方の中には、こういったケースに遭遇してしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は事前調査で「転職の経験がある」と回答した全国の男女500人の方々に「転職におけるミスマッチの経験」についてアンケートを実施しました。
https://nexer.co.jp/career-bible/46985/
45％の方が「成功したと思う」、18.2％が「失敗したと思う」という結果でした。失敗した原因としては、「業界・業種の研究不足」や「確認不足」のほか、「自分の見通しが足らなかった」などの声が多くあがっていたとのこと。どのようにすれば転職の失敗を防げたか、どういう経緯で今の転職先を見つけたのかなどについても結果が出ていましたので、ぜひ元記事でご確認ください。
